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米子市で欧州旧車の置きのイベントを開催して4年目です!春の休日を車を囲んで過ごしませんか?
by ECmeet2012
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ランチア・トレヴィ・ボルメックス<イタリア>
コチラのコーナーでは イベント参加予定車輌を
ぼちぼちですがアップしてゆきます!
(画像は全てクリックで拡大しますので お暇な方はアップでも観て下さい)

まずは 手前味噌ですが(汗)
イベント幹事役の ECmeet2012 こと 私の愛車を紹介します!
ランチア・トレヴィ・ボルメックス(LANCIA TREVI VOLUMEX)
1983年式 生産国イタリア!
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日本では ランチア・ストラトス や ランチア・デルタ といった
WRC(世界ラリー選手権)の イメージの強いランチアというメイクスですが
本来は ベルリーナ(セダン)が本流の 上流階級が乗るための
メイクスである名門ランチア。

その ベルリーナの流れを汲む
80年代の正統派が このトレヴィなのです!

そして ボルメックス(VX)とは スーパーチャージャーのイタリア語版で
ピークパワーを追求したのではなく
当時 フィアット&ランチアに 排気量の大きなエンジンが
ラインナップに無かったため 2000ccながら 2.5L並みのトルクを
低回転から生み出すべく 考えられたアイデア!
戦前には 良く見られた方式だったようですが
戦後に 乗用車で搭載したのは トレヴィなのです。



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イタリアの名門ランチアが 送り出した70年代ベータ・ベルリーナの
ファストバックスタイルを 1980年に コンベンショナルな3ボックスへと
イタリアの名門カロッツェリア ピニンファリーナがリ・デザイン!
僅かに跳ね上がったルーフエンドと 斜めに突き出たマフラー等が
このオーソドックスな3ボックスに隠した デザイナーの遊び心・・

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オーソドックスな外観とは裏腹に 室内に一歩足を踏み入れれば
無数のメーターやら警告灯やらスイッチの深い穴が
ドライバーに向かう クレーター地獄!?
デザインは 建築界の巨匠マリオ・ベリーニ!

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さらに 紳士服の老舗エルメネジルド・ゼニア社製ファブリックで仕立てたシートは
フランス車のような ゆったりした乗り心地と相まって快適そのもの!
80年代モダン・ファニチャーを 車で具現化した数少ない好例でしょう。

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1980年代当時 トレビ全体で20数台が輸入され
ナンバー付きで 現存が確認されてるトレヴィ・ボルメックスは 国内では片手以内のようです!

自分の車だけに 紹介に思いっ切り 力が入ってしまいました(汗)
次からの紹介車輌とのギャップがあっても どうか大目に見て下さい。。。(笑)

つづく・・
by ECmeet2012 | 2012-03-20 23:55 | 参加予定車輛
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